ネットを見ていて変な画面になってしまったら
2024年07月15日作成2024年08月01日更新
最後まで読むのが面倒な方は、とりあえず IPAの体験サイト だけでも見ていってください。
徳丸浩さんという、有名な情報セキュリティ書の著者がいるのですが、彼のツイッターで、以下のようなポストを見かけました。
https://x.com/ockeghem/status/1811215322260840685
ちょっと信じられないことですが、読売新聞オンラインの広告で、いきなりこうなるそうです。
このような場合、基本的にマウスでは消せませんので、キーボードのショートカットで消す必要があります。
よく使われるものは、Ctrl + w
です。ウインドウやブラウザのタブを消してくれるショートカットです。
もちろん、このショートカットは、表示されているページのプログラム(JavaScript)で無効化できてしまいます。
(そのプログラムは、それほど難しく無く、わたしでも実装できてしまいます)
徳丸さんのツイッターでは、他にも、Alt + tab
や、Alt + F4
のほか、F11
や、F12
、ESC を長押し
したり、Ctrl + Alt + Del
等が紹介されていました。
それぞれ違う機能を持つショートカットですが、全画面表示を終了させることが可能です。
こうやって見ると、意外とたくさんあります。
セキュリティ問題は、さまざまであるため、近づかないことが一番ですが、読売新聞のようなサイトでも、この程度の問題は出てくるのであれば、自衛策を講じておく方が良さそうです。
(7月20日追記)
その後、読売新聞のサイト上でも、注意喚起があったようです。
読売新聞によるYOL詐欺広告の記事
ところが、この記事を表示する際にも、詐欺っぽい広告が出てくるようです。
このため、直接リンクは張らないようにしています。
詳しくは: https://x.com/ockeghem/status/1814253422163705890
読売新聞は、メディアとはいえ新聞社なので、あまりネット広告には詳しくないのかもしれません。
個人的には、大きな会社のサイトでは、変な広告会社に出稿してほしくないですが、新聞社も営利企業なので文句を言っても仕方ありません。
やっぱり、自衛するのが一番かなと思います。
(8月1日追記)
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)で、サポート詐欺のレポートが発表されたそうです。
詳しくは: サポート詐欺レポート
手を替え、品を替え、いろいろな方法で詐欺が行われています。
いろいろ覚えるのが面倒な場合は、とりあえず、 Escキーの長押し
を覚えておくのが手っ取り早いと思います。
また、上記の関連情報として、詐欺広告の体験 もできるようです。
興味のある方は、ぜひ体験してみてください。
つつじ行政書士事務所
応用情報技術者の行政書士です。
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