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WordPressが6.5になりました

福岡県の北九州市立図書館のバラ窓
福岡県の北九州市立図書館のバラ窓

WordPressが、6.5になりました。

本当は、先週の予定でしたが、諸事情から1週間延期になっていたようです。

早速アップデートしてみました。
また、ついでにPHPも8.3にアップデートしました。

当サイトでは、ヘッドレスでWordPressを利用しているのですが、とくに問題なく動くようです。

かつてのWordPressは、アップデートのたびに不具合がありましたが、近年は安定しています。
(それでも、前回の6.4のときは、直後にパッチが出たりもしました)

WordPressは、さまざまな機能が追加できるところがメリットではあるものの、できるだけ必要な機能を絞って利用しないと、アップデートのとき不具合がたくさん出てきてしまいます。

機能を追加すればするほど、不具合のリスクが高まるという構造は、ある意味では仕方ないことなのでしょう。

重要なのは、そのバランスです。
バランス感覚は、経験的な知識になってしまうので、WordPressを日常的に扱っている事業者でないと、なかなか判断が難しいところではないかと思います。
わたしも、自分が使っていない機能については、まったく経験がないので分かりません。

WordPressは、現在はシェアも高く、また、多くの日本語の解説書、解説記事がありますが、もっと軽量のCMSが出てくれば、利用者のシェアも変わっていくものと思います。

個人的には、データベースの不要なGrav CMSを応援したいところですが、残念ながら天下を取ることはないでしょう。

実際上は、JimdoやWixのようなサイトビルダー系のサービスが再興するかもしれませんし、もしくは、ヘッドレスCMSが値下げしたり、ロリポップあたりと提携したりして、シェアを伸ばしていくのかなと感じます。


(4月4日追記)

WordPressの不具合対処は、経験によるしかないと思っていましたが、最近、エックスサーバーが「WordPressリカバリー」というサービスを始めたそうです。

もし、AIで不具合対応が完全にできるようになるなら、WordPressでも良いかなと思います。

とはいえ、今のAIの能力では、正直心許ないので、実用性という意味では、もう少し発達してきてからではないかとも思います。

エックスサーバーのリカバリーが、どの程度の範囲で有効かは少々疑問ではあるものの、使用者が不具合を感じたときに、リカバリーを利用することで、同時にエックスサーバー側も検知できるようになるため、不具合の知見がエックスサーバー社に集まりやすくはなります。

その意味で、このサービスは良いサービスだなと思いました。