かつて博多駅の目の前にあった、旧福岡相互銀行本店(西日本シティ銀行)
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かつて博多駅の目の前にあった、旧福岡相互銀行本店(西日本シティ銀行)

久留米市に行政書士は多いのか、少ないのか?

2023年07月29日作成2023年09月30日更新

行政書士は、全国に5万人以上いて、法律系の士業としては多いです。

業として行う場合、行政書士数が多いということは、いわばライバルが多いととらえることもできます。
(実質的には、取扱い業務ごとにやっていることが全然違うので、必ずしもライバルとは言えないのですが、この記事では便宜上、ライバルということにしておきます。)

当事務所は、福岡県久留米市で開業しましたが、久留米市の行政書士数は多いのか、そうでもないのか、調べてみました。

比較方法

全国の市区町村と比較して、久留米市は、人口1万人あたりの行政書士数が多いのか、少ないのかを調べます。

当事務所は、企業法務をメインとするため、人口は昼間人口で考えます。
昼間人口とは、昼間にその都市にいる人をカウントした人口です。

たとえば、久留米市から福岡市に通勤している人はカウントしません。
一方、福岡市から久留米市に通勤する人はカウントします。

e-statで検索できる2020年の国勢調査に、「従業地・通学地による人口(昼間人口)」という項目がありますから、これを利用します。

比較対象の市区町村は、久留米市の昼間人口に近い市区町村を、20都市抽出しました。(久留米市をあわせて21都市で比較します)

  • 中野区
  • 四日市市
  • 秋田市
  • 大津市
  • 福岡市東区
  • 高槻市
  • 台東区
  • 福岡市中央区
  • 盛岡市
  • 目黒区
  • 久留米市
  • 所沢市
  • 越谷市
  • 水戸市
  • 名古屋市中区
  • 福島市
  • 福井市
  • 神戸市中央区
  • 津市
  • 墨田区
  • 春日井市

また、行政書士数は、日本行政書士会連合会の検索ページから、当該市区町村を検索して、登録されている行政書士数を調べました。
調べた日は、2023年7月29日時点です。また、個人会員のみで、法人会員は除きました。

以上の数字から、(行政書士数)÷(昼間人口)×10,000で、1万人あたりの行政書士の割合を計算します。

比較結果

結果は、以下のとおりです。

市区町村 昼間人口 行政書士数 割合
台東区 307,176 256 8.33
名古屋市中区 294,608 244 8.28
神戸市中央区 284,412 234 8.23
福岡市中央区 306,659 228 7.43
水戸市 295,673 197 6.66
福井市 286,221 166 5.80
津市 282,357 142 5.03
中野区 325,767 162 4.97
所沢市 298,938 145 4.85
目黒区 301,801 142 4.71
盛岡市 302,356 142 4.70
久留米市 300,236 141 4.70
大津市 313,359 142 4.53
秋田市 319,150 138 4.32
四日市市 319,793 132 4.13
福島市 290,714 117 4.02
越谷市 298,114 118 3.96
春日井市 281,390 109 3.87
墨田区 281,971 107 3.79
福岡市東区 311,606 115 3.69
高槻市 309,698 103 3.33

昼間人口1万人あたりの行政書士数割合(人口30万人前後の21市区町村で比較)

久留米市は、昼間人口1万人あたりの行政書士数が4.7人であり、同規模の都市で比較するとちょうど真ん中です。
よって、多くも少なくもない、という結果でした。

あんまりおもしろい結果ではありませんでしたね。

おまけ

ついでに、九州各県の県庁所在地も調べてみました。
(福岡県庁は福岡市博多区、福岡市役所は福岡市中央区なので、福岡市のみ2つあります)

市区町村 昼間人口 行政書士数 割合
福岡市中央区 306,659 228 7.43
熊本市中央区 234,744 143 6.09
鹿児島市 599,331 353 5.89
宮崎市 406,619 221 5.44
佐賀市 248,170 118 4.75
久留米市 300,236 141 4.70
大分市 481,509 209 4.34
福岡市博多区 401,756 162 4.03
長崎市 419,495 153 3.65

昼間人口1万人あたりの行政書士数割合(九州各県の県庁所在地で比較)

九州各県の比較では、長崎県長崎市が圧倒的に少なく、福岡市中央区の半分以下です。

行政書士の少ない地域では、民事法務、企業法務等、まんべんなくできる必要があるでしょう。
いわば、ジェネラリスト型の行政書士が求められます。

一方、行政書士の多い地域では、専門特化していかなければ生き残れないと思われます。
ここで求められるのは、スペシャリスト型の行政書士です。

わたし自身は、企業法務をおおむね受けつつも、情報技術に特化した行政書士を目指したいです。
そのため、多様な行政書士の先輩方と協力関係を結びながら、業務を進めていけたらと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
なにかお気づきの点がありましたら、お問い合わせください。

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