行政書士事務所
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応用情報技術者試験

網走刑務所
北海道網走刑務所の廊下

昨日、福工大で、応用情報技術者試験を受験してきました。
この試験は、経済産業省が所管する情報処理技術者試験のひとつで、「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」を対象としています。(詳しくは、IPAのサイトをご覧ください)

応用情報技術者試験は、午前と午後の2つの試験から構成されています。
午前の試験は択一式で、午後の試験は記述式です。試験時間はそれぞれ2時間半です。

午前の試験では、プログラミングや、ネットワーク技術、データベースなど、幅広い知識を短文の問題文で聞かれます。
一方、午後の試験では、セキュリティのほか、マネジメントやITを利用した経営戦略のような分野ごとの長めの文章を3から4ページほど読んで、状況を理解したうえで問題に答えます。


どうして応用情報技術者試験を受けようと思ったかというと、行政のデジタル化が進んでいる現在、行政書士として必要な情報処理技術の知識を深めることができるからです。
行政手続きがオンラインで行われているほか、行政機関が発信する情報を利用したアプリケーション開発なども盛んです。

午前の試験は、択一式なので自己採点ができます。80問中61問正解していたので、マークミスなどがなければ、合格していると思います。
一方、午後の試験は記述式なので、正確な自己採点はできませんが、合格できるかどうか、ぎりぎりのラインにいると思います。

試験結果は、6月末に発表される予定です。そのころには、事務所も開業していたいです。

行政書士の業務において、情報処理技術の知識やスキルは、ますます重要となっています。
今後も、情報処理技術の最新動向や応用技術について学び、より高度なサービスを提供できるよう努力していきたいです。


(2023年5月1日)

午後の問題について、tacと大原の模範解答で厳しめに採点してみたところ、ぎりぎり60%というところでした。
合格していると良いのですが。


(2023年6月30日)

無事、合格していました。
午前が77.5点、午後が70点でした。
(いずれも、60点以上で合格です)

分野別に見ると、ストラテジ系とマネジメント系がどちらも90%で、テクノロジ系が70%でした。

今後、高度情報技術者を受験する際には、ストラテジ系かマネジメント系の分野を受けてみようと思います。