ministaがv3になりました
ministaという、北九州市のエンジニアが作成されているオープンソースツールが、バージョン3になりました。
わたしは、バージョン2でViteが採用されたころから使い始めました。
(それ以前、webpackの頃は、わたしのパソコンが3年前のセレロンのため、重すぎて動きませんでした)
当サイトでも、ひな形を作るために利用しています。
ministaの何が良いかというと、JavaScriptを使いながら、きれいなHTMLを生成できることです。
ウェブサイトを作成したことのある方なら分かると思いますが、サイトの見た目を普通に作ろうとすると、似たようなデータを繰り返し書かなければならなくなることが多くあります。
しかし、HTMLはいわゆるプログラミング言語ではないので、繰り返し命令などができません。
そこで、プログラミング言語のJavaScriptを利用して、HTMLを出力することが、近年のウェブサイト制作においては一般的になっています。
ライブラリとしては、Reactや、Vueなどが有名です。
ところが、これらのプログラミング言語を利用すると、人間には読みにくいHTMLになってしまうという欠点があります。
(これらのライブラリのそもそもの用途が、コンポーネントを作成するためなので、当然と言えば当然なのですが)
この欠点を補ってくれるのがministaです。
ministaは、react.jsの機能のひとつを拡張して、静的サイト制作に使うことのできるツールです。
なお当サイトは、少し実験的な作りになっています。
ministaで生成されたHTMLをひな形として、PHPのdivというテンプレートエンジンで動的に生成しています。
つまり、2段階でページを作っているということです。
少しややこしいのですが、しばらくはこの方法で進めて行きたいです。
将来的には、静的サイトだけで運用できるような方法を模索していきたいと思っています。
(※追記:いろいろと触ってみたのですが、わたしの環境では、いまのところversion3は使えないようでした。しばらくは2.8を使いつつ、使えるようになるのを待つことにします。)
(※再追記:windows11で、wsl2でubuntuを起動させて、その中で操作すると使えるようになりました! 事務所のパソコンだと使えるのですが、自宅の古い32bitのlinuxパソコンだと動かないので、ちょっと困っています)