行政書士事務所のホームページ戦略(予算別・スキル別)
以前、行政書士事務所のホームページについての記事を書きました。
この時は、ジンドゥーをおすすめしていました。
それからしばらく経って、少し考えも変わりましたので、改めてまとめておこうと思います。
なお、この記事で想定しているのは、個人経営の行政書士事務所の紹介ホームページです。
ショッピングサイトや、webアプリなどは想定していません。
予算別・スキル別のサービス判定
以下の内容にお答えいただければ、あなたにぴったりのサービスを判定します。
ここに判定結果が出ます。
Googleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールは、Google製のビジネス登録サイトです。
Googleマップなどにも表示されるので、MEO対策にもなります。
- 予算:0円(初期費用)+ 0円(維持コスト)
- ITスキル:ワードやエクセルより簡単に使えます
はてなブログや、noteなど
無料から利用できる、ブログシステムです。
有料サービスがあるものもあります。
はてなブログ、note、Google bloggerなど、さまざまなサービスがあります。
集客用のSEO対策を自分でやる必要がない(ある程度システム側でやってくれる)ので、管理が楽です。
また、ブログサービスは、古くからあるところが多いので、サーバーも安定しており、使いやすいと思います。
ただし、デザインの自由度はとても低いです。
- 予算:0円(初期費用)+ 0円(維持コスト)
- ITスキル:ワードやエクセルが利用できれば使えます。
ジンドゥーや、ameba owndなど
いわゆる、ノーコードツールと呼ばれるwebサイトビルダーです。
ジンドゥーや、Ameba Ownd、studioなどが有名です。
無料でもできますが、その場合は、広告が表示されます。
通常は、独自ドメインを取得して、有料プランにすることが想定されているサービスです。
基本的に、サーバー管理をサービス提供側が行うため、不具合があっても自分でやる必要はありません。
逆に言えば、会社側が対応するまで、不具合の対処ができないということでもあります。
- 予算:1万円(初期費用)+ 3万円/年(維持コスト)
- ITスキル:ワードやエクセルが利用できれば使えます。ツールによっては解説書が出版されているので、それを読むのが早道です。
WordPress
世界のwebサイトの40%以上で利用されている、コンテンツ管理システムです。
当サイトもWordPressを利用しています。
一般的には、レンタルサーバーを借りて、自分でシステムを管理するものです。
デザインもすべて自由に決められるので、デザイナのいるweb制作会社に作ってもらうことが多いと思います。
また、セキュリティ対策が必須になりますが、これも外注するときはweb制作会社に頼むことになります。
維持費として、月に1万円程度はかかると思います。
- 予算:30万円(初期費用)+ 15万円/年(維持コスト)
- ITスキル:セキュリティ対策を外注するのであれば、ワードやエクセルと同じような操作で記事作成ができます。
GitHub Pagesや、Cloudflare Pagesなど
Astroなどのジェネレータで静的サイトを作成して、GitHub Pagesや、Cloudflare Pagesなどにデプロイする方法です。
CMSとして、ヘッドレスCMSを利用する方法もあります。
独自ドメインにする場合は、初期費用・維持費用がかかりますが、独自ドメイン不要であれば、無料プランの範囲で充分使えます。
GitHubの利用規約上、商用利用ができないので、ショッピングサイトなどはできませんが、ポートフォリオのような事務所紹介サイトであれば、作成できるはずです。
- 予算:1万円(初期費用)+ 1万円(維持コスト)
- ITスキル:Gitなどで管理ができること。